• 季節を感じる:12月

omotenashi

1年のおもてなし

十二月

クリスマスのカウントダウン。

12月のカレンダーをめくると今年もあとひと月です。一年間いろいろな行事がありましたが、今年最後の行事、クリスマス。玄関にはもみの木とグリーンのキャンドルを、洗面所ではステンドグラスの家を飾って中にクリスマスポプリを入れたり赤い石鹸に取り替えて、居間には壁にボンボンのついた真っ赤な毛糸の手織りのタペストリーを掛けながらクリスマスを迎えます。

ヨーロッパではアドベントカレンダーというお楽しみがあって、一日に一つ窓を開けていき、最後の窓がクリスマスという仕掛け。窓の中のお菓子を食べながら、子どもたちはその日を楽しみに待つのだそうです。

12月はお招きしたり、またお招きいただいたりと、何かと会食の多い月。お世話になった方や親しい方たちとゆっくり食卓を囲みます。一年無事に終えることのできる安堵と感謝のお食事です。

さて、クリスマス。家族でローストチキンを食べる習慣がパリなどにはあるそうですが、わが家でお祝いのテーブルを飾るのは鶏の塩包み焼きです。

 

All photos:
Aya Brackett ( http://ayabrackett.com/ )

Special thanks:
Miki Hirota, Sylvan Brackett ( http://eatpekopeko.com/ )