EATRIP JOURNAL

季節の保存食作り

　気がつけば山椒の木にかわいい実がつき、店先では泥をつけたらっきょうが目につくようになって、いよいよ梅も登場です。先月のしょうがやみょうがの甘酢漬けに続いて、保存食作りに忙しいのがこのころ。一年がめぐって来たうれしさでもあり、量は少なくても季節の保存食を作るたびに、四季にめぐまれた日本に暮らす喜びを感じます。いつものおかずの一皿にもこうした手作りがちょっと添えてあると、豊かな気分になります。