水無月(みなづき)
三角形のういろうの上に甘く煮た小豆をちらしたくずのお菓子。平安時代、六月一日(旧暦)を氷室の節句といって、氷室に蓄えていた冬の氷を宮中に奉納する習わしがありました。夏に氷など口にできない庶民は、氷に見立てた三角の形をした菓子を食べて厄除けを願ったそうです。
[材料]
砂糖 80g(水 140ml)
上新粉 80g
くず粉 10g(水 大さじ1)
大納言甘納豆 70g
[作り方]
1: 鍋に水と砂糖を温め、砂糖を溶かして冷ます。
2: 上新粉に1を加えてよく混ぜる。
3: くず粉に水を加えてよく混ぜ、茶こしで2と混ぜ合わせる。
4: 流し缶の内側を水で濡らし、3を大さじ2ほど残して
流し入れる。
5: 蒸気の上がった蒸し器に入れて20分蒸す。
6: 甘納豆をちらし、残りの4に水小さじ1を加えたものを
上から流し、さらに10分蒸す。
7: 三角形に切り分ける。
All photos:
Aya Brackett ( http://ayabrackett.com/ )
Special thanks:
Miki Hirota, Sylvan Brackett ( http://eatpekopeko.com/ )