• みかんのファーブルトン

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1年のおもてなし

二月

みかんのファーブルトン

フランスのブルターニュ地方の家庭で作られる素朴なデザート、ファーブルトン。ファーはお粥の意味で、もともとは牛乳と小麦粉を煮た粥で作ったお菓子だったそうです。冬、身近なみかんを使ってやさしい甘みに仕上げます。ボウルに材料を合わせてオーブンで焼くだけ。温かくても冷めてもおいしく、果物はバターソテーしたりんごや、洋梨もおすすめです。

[材料](4人分)
みかん 3個
コーンスターチ 50g
三温糖 60g
全卵 1個、卵黄 1個分
牛乳、生クリーム 各150ml
粉糖 適宜

 

[作り方]
1:ボウルに、コーンスターチと三温糖を入れて混ぜる。
2:全卵と卵黄を溶きほぐし、牛乳、生クリームを混ぜ合わせる。
  これを1に加えてよく混ぜる。
3:みかんは皮をむき、1cm厚さの輪切りにする。
4:耐熱皿の内側にバター少々(分量外)を塗って2を流し、
  みかんを並べて、180度Cに温めたオーブンで30分焼く。
5:粉糖をふる。

All photos:
Aya Brackett ( http://ayabrackett.com/ )

Special thanks:
Miki Hirota, Sylvan Brackett ( http://eatpekopeko.com/ )