EATRIP JOURNAL

私が生まれ育った広島県の瀬戸内地方では「蓬莱柿(ほうらいし)」と呼ばれるいちじくが名産で、毎年9月に入るといちじくの最盛期を迎えます。自宅の庭に植えられていたり、近所の方からおすそ分けでいただいたりと、とても身近な果物でこの時期になると毎日のように食べていました。

特に、尾道市・向島(むかいしま)のいちじくは、実が柔らかく甘みと酸味がほどよく、それは美味しいのです。
そんな尾道のいちじくをeatrip soilでも販売することになりました。私が尾道でお仕事をしていた頃から大変お世話になっている竹野農園・みちこさんのいちじくです。
まさか東京でもいただけるとは!

みちこさんの畑では、先代より土壌や樹を健全に育てるために、農薬・除草剤を使用せず自然肥料での栽培を続けられておられ、このかた40年になります。
とてもみずみずしいいちじくは、一口食べるとぺろりと完食。次から次へと手が止まらなくなります。
天候の状況により不定期の入荷になりますが、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
(chihiro)