OPEN Harvest
OPENharvest by OPEN × Foodlight project
知る、体験する、感じる、食べる、そして考える。みんなで食べるアートインスタレーション
1971 年にアリス・ウォーターズが、カリフォルニア・バークレーに開いたオーガニックレストラン「シェパニース」は、サンフランシスコ周辺で、農家や酪農家、漁 業家などとの関係を深め、どこで、どのようにして私たちの食べ物は育てられ、どの季節に食べることが最も熟して美味しいのかということをアメリカの人たち により深く考えさせるムーブメントを引き起こしました。また、小規模な生産者に対して、工業化された農業とは別の選択肢を与えました。食に対する透明性、 命にかかわる畑と食卓のつながり、これらの着想がOPENの基本です。このシェパニースを中心としたシェフ達から生まれた食とアートのプロジェクト “OPEN”が初めて日本にやってきます。名付けて“OPENharvest”。オーガナイズは、私たちFoodlight projectとアメリカのOPENの面々です。これまで西海岸を中心にアメリカ国内で開催されたOPENは、“土” や “水”、そして“未来”をテーマに開かれました。
こ こ東京でFoodlight projectがOPENのメンバーと共に掲げるテーマは「harvest = 収穫」。OPENharvest は、日本の豊かな食文化を違った視点で見つめる新たな機会となります。また自然とともに働く日本各地の生産者を訪ね、都市にその自然の一部を持ち込む機会 にもなります。地球が食を育み、食が人をつくり、そして人が社会をつくります。この普遍的な考え方を胸に、日本の食の未来を伝統的かつ前衛的な視点でみつ めてみます。