EATRIP JOURNAL

去年の七夕に思ったこと。
（下記pass the batonにて去年の七夕に掲載させていただいたものを抜粋http://www.pass-the-baton.com/blog/?p=7089）

以前、祈りごとが成就するという
南の島の神秘な場所に連れて行ってもらった事があります。

その夜は満月で
夜空と海の境は溶け合って一体となってしまっているのに
月の光が反射する水面は
舞台のスポットライトがあてられたように煌々と光っていました。

その場所に辿り着くには真逆の
暗闇の世界の洞窟の中を泳いでいかなければならず、
躊躇しながらも
月明かりに後押しをされながら入り込むと
いつのまにか海中の中には
キラッキラッの夜光虫が作りだす天野川が現れ
その中を
シャラシャラシャラララと
音が聞こえてきそうな気持ちになりながら
ひとかきひとかき泳ぎ進んでゆきました。
極度の恐がりですが、
未知なる世界に誘われているようで
その神秘な自然の世界に飲み込まれてゆく。

連れて行ってくれた人が言うには
「願い事は私的な事があったとしても
同時に必ず自分以外の祈りを忘れず、
感謝の気持ちをもつ事。
それが願いだ。」
と。

願いというと
まだ見ぬ、
来ぬ先の事を思う事が多いけれども
今の繰り返しが未来
つまり
未来は　今　作られている。
だから
今できること。
小さくとも行動だけでもと思う。

今月もたくさんの命が私の周りに誕生しそうです。
私も数十年前の今月に誕生した1人なのですが。。。ね。