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読みもの
築地にははちょくちょく通っている。
旬の魚の流れを知るのはもとより、
何だか
あの早朝からエネルギッシュな活気ある中に身を置き
そして一休憩して始まる日は
特した気持ちになれるから。
さぁ、いよいよ年末にかけて盛り上がってくる築地界隈。
石宮のマグロはいつ見ても、
そして穴があくほど見ても
その赤く美しい断面に魅せられてしまう。
まさに宝石だ。
職人さんが、
捌いていく様子を眺めていると
何かこう、血が騒ぐようで
でも何故か落ち着く。
きっと
生と死が共存しているのに
生き、食す活力の方が圧倒的に勝っていてる状況に
一瞬でも浸ってしまうのかも。
でも、
明らかにに海に囲まれた日本の生態系は崩れてきているし
バランス力は失ったまま。
目の前の事柄だけでなく、
全体を知って考えなければ。
何処からどのようにしてきたの?
あなたたち。
そして何処に消えていき誰の胃袋に収まるの?
と。
本日の仕入れた知らなかった話。
鰹節秋山商店のお母さん曰く、
“鰹やまぐろはエラ呼吸せずに
口を開けて時速60キロぐらで休まず泳ぎ
口から酸素を取り入れている。
だから休まない分回復力も早い。
だから私も疲れたとき鰹節を含むと疲れがとれるの。”
お出汁を取る以外に
鰹節ダイエットとして、
一時モデルさん達の間で流行ったそうだが、
疲れた時の鰹節とは。