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今回が初となったeatripスタッフ全員による生産者さん訪問。
茨城県の旅は、ハーブ農園のシモタファームさんからスタートしました。
静かな田園が美しい茨城県取手市にあるシモタファーム。約8haに及ぶ広大な畑で、40年以上にわたり有機ハーブ作りをされています。まるで一つの小さなハーブの村のような農園には、パセリ、バジル、コリアンダーなど日本の食卓にも馴染み深いものを中心に100種類以上のハーブや野菜が植えられています。
代表の霜多増雄さんは二十歳の頃にフランスで食べたハーブの美味しさに感動し、日本でのハーブづくりを決意。独自の農法を確立するために世界各地でハーブ栽培を学び、大学の研究室と長年にわたり検証を続け、今日まで改良を重ねてこられた日本の有機ハーブ栽培のパイオニアです。
「有機」に対する徹底ぶりが素晴らしく、土壌や作物をデータ分析し、残留物などの成分を解析。科学的根拠のある野菜づくりで、人の健康や食品の安全性を根本的に考えた農業には感服するばかりです。
また、周辺の自然環境のことも考えられており、川や水を綺麗にし、海を汚さない農業に努めていらっしゃいます。食べる人や作る人の安全に加え、自然や社会に対する責任や意識もしっかりとお持ちでした。
畑では、採れたてのミニトマトをパクリ。甘みと酸味のバランスがよく美味でした。シモタファームさんのお野菜は、国連大学前で開催されているFarmer’s Market(毎週末土日のみ)のほか、オンラインショップでも販売されています。
Eatrip soilでも、fish marketなどに合わせた販売を予定していますので、お楽しみに!
(chiha)