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2/3(金),4(土)はfragrance yesの山野辺喜子さんによる植物蒸留のアロマスキンクリーム作りと、
カッサを使ったセルフケアマッサージを行いました。
fragrance yesさんのワークショップは、eatrip soilでは初の開催です!
ワークショップはお庭のローズマリーを摘むところからスタート。
手で触り香りをかぎながらフレッシュなローズマリーを収穫していきました。
収穫したローズマリーは短めに切り蒸留器へ。
蒸留器のしくみや精油ができるまでの一連の流れを聞きながら香りのワークに移ります。
ラベンダーやベルガモットなど単体の植物の精油と、山野辺さんがオリジナルブレンドされた精油の合わせて24種類の中から自分好みの香りを5種類チョイス。
「植物の香りには意味がある」
それは虫を引き寄せ受粉しやすくするためだったり、逆に外敵を寄せつけないようにするためだったり。
また、精油の中には菌やカビを抑える働きもあるなど、植物は生き抜くために自ら精油をつくり出しているそうです。
こうした植物の有用な働きを私たちは分けあたえてもらっているのですね。
植物によって効能効果は様々ありますが、
その時々の体調や状態で好みの香りは変わるらしく、今回は、自分の嗅覚の力を信じて直感的にいいなと思った香りを選んでいきました。
5種類選んだら、山野辺さんと話しながら香りのレシピを作ります。こんな香りにしたいなと想像しながら、レシピに沿って精油を調合。
出来上がった自分だけの香りに「私が求めていた香りはこれです!!」と歓喜の声が上がります。
香りができあがったら蜜蝋を湯煎で溶かし、保存容器に移してアロマスキンクリームの完成です。
ー カッサのセルフケアマッサージ ー
アロマスキンクリームづくりの後は、ボディオイルとティンバークルーさんのカッサを使ったセルフケアマッサージを行いました。
整体やアロマトリートメントの技術もお持ちの山野辺さん。筋肉の動きやツボのポイントを丁寧に教えてもらいながら、カッサの使い方をレクチャーしていただきました。
ー アロマオイルとの出会い ー
子どもの頃よりアトピーだった山野辺さんは、20代の頃に体質改善をするために自然療法を開始。
長年使っていたステロイドをやめ、敏感肌用のスキンケアを使ってみたもののなかなか肌に合うものがなく、たどり着いたのが「精油」だったそうです。ある時、「精油成分の中には、痛みや炎症を抑える作用がある」ということを知り自らスキンケアを手作りするように。数年かけて少しずつ体質改善されていたったそうです。
ー 植物・精油への感謝 ー
最初に摘んで蒸留していたローズマリーは、ワークショップの終わり頃になると「これが精油です」と指を差された部分を凝視してやっと確認できる量(0.01mmlくらい)の精油がとれていました!
(植物の中でもローズマリーは抽出率が良い方だとか)
無農薬で植物を育てる人、収穫する人、蒸留する人、充填する人がいて、商品として私たちの手元に届き、たくさんの人のてまひまとエネルギーが使われていることを知り、精油がどれだけ貴重なものかを体感しました。
店内に充満するローズマリーの香り、そしてsoilに差し込む太陽のあたたかい光と庭からのそよ風に包まれながらマッサージをして、最後にハーブティーを一服。心身ともにゆったりほぐれたワークショップでした。
今後もfragrance yesさんと季節に合わせたワークショップを企画していく予定ですのでお楽しみに!
ワークショップにご参加くださった皆さま、fragrance yesさんありがとうございました。